「ち、違う…それは、友達に借りて…」

やっと、言えた。

この人たちの前で声を出せただけすごい。

でも、

「は?こいつに、友達ぃ〜?!」

「ありえねぇ…!」

「盗んできた物なら、あんたの物じゃないんだからどうなってもいいよね??」

更に嫌な予感がした。