ケータイ小説 野いちご

好きになっちゃダメですか?




「なんで、俺にす、好きな人がいるって分かったんだよ!」



「えー?だって、紗彩から聞いたし」



「前田の野郎…」



ぐっと拳を握り締めて、何やら言っている瀬川。



「ねー、誰なの?」


「うるせぇ!自分で考えろ、ブス!」



「はぁ!?」




瀬川は、結局教えてくれずに



あたしを置いて、行ってしまった。



「瀬川のばーか!!」



思いっきりそう叫んで、あたしも教室に戻った。

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