「なになに⁉︎大事な話って!」


「彼氏とかだったら許さないよ?」


さっそく2人が興味を持っている。


話が気になって、いつの間にか体を私から離していた。


とりあえず、この2人はあてにしないでおこう…。


「あのね、私銀龍の姫やることになったんだけど…」


そこまで言うとみんなの目が飛び出した。


「銀龍って全国No. 1のでしょ?」


「なんで!なんで!」


2人が両サイドから腕を引っ張っる。


痛い…2人ともそれなりに手加減してよ…。


「んーまぁ、流れ的に?っていうか、2人とも落ち着いて!」


そう言うと腕を引っ張っる力を緩めてくれた。


ふーっ、やっと解放。


「桜はどうしたいの?」


朗だけは真面目に聞いてくれた。