ケータイ小説 野いちご

俺、お前に惚れてんだけど。



授業が始まったけど、なぜかチラ見して来る久間君に意識が集中してしまう。


視線を感じても、今までなら目を合わすどころか反応さえしなかったというのに。


今は……見られているのかと思うと、心臓がドキドキうるさい。



頬も熱くて、先生の声なんて耳に入って来なかった。



シャーペンを持つ手に力が入り、筆圧が強すぎて芯がポキッと折れたのは、これで何回目だろう。



あー、もう!


そんなに見られたら意識しちゃうってばっ!!



お願いだから……そんなに見ないで!!


なんだか変になりそうだよ。



< 154/ 250 >