いや〜、もう人柄が顔に出てるよね。





柔和な笑顔といい、物静かな口調といい、決して自分の肩書きというものに溺れることなく誰に対しても誠実に応える様は、あたしが教科書から連想していた人物そのものだ。






志乃「緒方先生!!ありがとうございます!!」




もうそこに本人はいないけれど、大声で叫んだ。






坂本「さぁ〜て、どーすっかのぉ〜」