夜空side


あーぁ。また逃げちゃったね。


自分でも分かってるんだ。


逃げてたってなんにもならないことくらい


でも私は…怖いんだ。


だめだ、今日は帰ろう。


私は教室に鞄を取りに来た。


『あ、優ちゃん。今日、帰るわ。』


優「そうか。気ぃつけて帰れよ?」


『うん。ありがと』


私は学校を出た。