ケータイ小説 野いちご

神の混血


……本当はすごく不安だったんだ。




異世界、って私は何も知らない。



お父さんやお母さんも生まれはこの世界で、






数回だけおじいちゃんたちに連れられて行ったことがあるらしいけど、





他はすべて伝承だ、って書いてあったもの。








それでも1人でも行こうと思ってた。




怖いけど、この世界にずっといたいけど、





いつか殺されるかもしれない…、なんて怯えながら生きたくなんかないもの。


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