「ふぅ…助かった…香水のせいで
吐くかと思った…

つか、坂下由香って名前なのか?
その病気も怪我も治せる女ってのは?」


「あぁ。
なんでどこにもいねんだよ?
早くしねぇと時間がねぇ」

そう、俺たちが悩んでるときだった


「呼びました?」


そう言って、眠そうな目をこすり
ながら、上から降りてきたのは…。