「でも叶愛ちゃん人を見る目あるからもしかしたら本当に裏があるのかもね」




「私に人を見る目があるのかはわからないけど(笑) 
裏があるのは絶対!
仁維奈も騙されないように気をつけること!いい?!」



「はーい(笑)」



そんな会話をしているといつの間にか教室についていた



クラスの中は新しいメンツとゆーこともあって盛り上がっている




私と仁維奈は黒板に書かれた座席表を見て席についた




「叶愛ちゃん離れちゃったね
出席番号順だったら去年みたいに近くになれたのに」




「ほんと。残念だね。」



この学校は2年生になると席が出席番号順じゃなくて適当になる



そんな制度のせいで私は窓側1列目の後ろから2番目



仁維奈は窓側から3番目の3列目と少し距離がある



「でも休み時間になったら遊びに来るからね!」



「うん!ありがと!」



仁維奈の言葉に大きく頷いて私たちはたわいもない話で盛り上がった