「あの二人付き合ってるっぽくない?」

「えー嘘だぁ」

「でも不釣り合いだよね…」


ほら…一緒に廊下を歩くだけで

女子たちのヒソヒソ声が聞こえる


白澤には聞こえてないの?


「ん?どうした?」

「白澤…悪いけどもう関わらないで」



「え?」

「白澤はみんなにモテモテなんだから私に構っていないで他のもっとかわいい子と一緒にいなよ。」


「…他のかわいい奴って誰だよ?」


は?

そんなこと私に聞かないでよ


「わからないけど告白してきてくれた子とかいるでしょう?」


そういうと白澤はうつむいてしまった