―――――…… 今日は1人で家族のいる家に帰って来た。 と、言うのも…突然母さんに呼ばれた。 家に着くなり、真尋が笑顔で迎えてくれて、 一緒にリビングまで行くと家族全員揃ってた。 こんなまだ明るい時間なのに、珍しい。 「突然呼び出してごめんなさいね」 「平気。で、何の用?」 いつも俺を呼び出すときはろくな話がない。 だから今回もそうだと思ってた。