「ね、桜。いい?」 一通り堪能してから静かに聞く。 いくら鈍感な桜でも、さすがに意味はわかったらしくて。 顔を真っ赤にしながら、恥ずかしそうに、小さく頷いた。 彼女を抱きかかえてベッドに運ぶ。 「桜…。愛してる」 そして、優しく、たっぷりと。 彼女を愛した。