水「紀優ちゃんが、自分が死んだときに皆姉貴の過去を皆に知ってほしかったから俺に、だって。紀優ちゃん死ぬ意味なかったのに」






直「・・・」






大「俺よりバカじゃねーの?アイツ」






水「・・んじゃ、俺は蘭華に戻らなくちゃいけないから」






それに、・・ここにいるのは俺にとって辛い。






俺は席を立ち、幹部室を後にした。






倉庫を出て振り向くと相変わらずのどでかい浪駕倉庫が視界に入る。







水「俺はもうここには・・来れない。」






・・来たくない。





あんな重い空気が嫌い。






紀優ちゃん、・・約束守ったよ?







紀優ちゃんとの・・・最期の約束。







紀優ちゃんはあの世で元気に紗奈恵と暮らしてればいいな。






・・俺は、ここで皆の分を生きるよ。






永遠に・・・さようなら。






俺の・・3人の愛する人。






~番外編~水無月side終わり