俺は、すぐにその場から離れようとしたら…


「あっ、待ってよ…優ちゃん……」


キモい男どもは、俺の手を掴んで引き止めてきた。


うぇぇぇ…

触んじゃねぇよー!


「…な、なんでしょうか……ご、ご主人様…」


俺は、顔を引きつらせながらも男どもに笑みを見せて言った。


「優ちゃん、ダメだよ~

この萌え萌えオムライスは、優ちゃんが俺たちをどう思っているのか書いてもらえるオムライスなんだから~!」


「そうそう~!

優ちゃんの気持ち…俺ら知りたいな……」


はははは…

き・も・い☆…って書きてぇ…


俺は、ケチャップを持って…

顔を引きつらせながらも、オムライスにケチャップをつけた。


「あぁー!ダメだよ、優ちゃん!

ちゃんと歌ってくれないとっ!」


男の一人が大声出して、俺の手を掴んで止めてきた。


「う、うた………?」


なんだそれ…?

聞いてないぞ……