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北川くんのゆるい説得。




あの怒涛の1日から数日後、北川くんはまたうちに来ていた。



ウワサによると(情報源クズメガネ)今日はテストが返却されたらしい。



少し前にあんまり出来なかったと言っていた本人はどこ吹く風でツム○ムを消している。



つかまた私物のクッション増えてるし。



「北川くん」



「んーなにー」



「テストどうだったのさ」



「あぁ、あれはあっ120万点まであともうちょいだったのに。惜しい」



「テスト、どうだったの?」



「あーえっとねーあっハート回復したもっかいやろ」



「一旦やめんか!!」



痺れを切らし、北川くんのスマホを奪い取る。



あー、と切なげな声をだしながら腕を伸ばすが、渡すものか。



今のは北川くんが悪い。



「…テスト!どうだったんだよ!?」



「まって」



寝転んで壁に立て掛けていたリュックに手を伸ばす。



…動けや。



どうにか届き、リュックをまさぐる。



「テストーテストーどこー」



北川くんオンチだな。



「あ、あったー」



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