ケータイ小説 野いちご

管野「みんな乗った?…まずは、祐希から送り届けるか。」


祐希「すんません、ありがとうございます。」


管野「はいはい、今度からはあんま遅くならないように。」

そう言って、管野さんは笑った。


(あ、笑ったら管野さんって、あんな表情するんだ…)

その管野さんの笑顔に、私はどこか懐かしさを感じたような気がした。



管野「ところで、恵ちゃん…だっけ?恵ちゃん、家どこか教えてくれる?」


恵「あ……!はい!」

管野「じゃあ先にまず男2人を送り届けるから。」


管野さんはそれから、祐希と拓也の2人を送り届けた。

管野「えっと、次は恵ちゃんを送り届けようか。」

恵「はい…!まず、ここから3号線に出て真っ直ぐ行っていたらドラッグストアがあるのでそこを曲がって下さい。そしたら、すぐなので…」

管野「わかった。」


10分ぐらい車に揺られていると、恵の家の近くに着いた。


管野「本当に、ここで大丈夫??」


恵「はい!ありがとうございました!」


管野「夜道には気をつけるんよ〜おやすみ。」


恵「はい!おやすみなさい♪」


恵は車から降りていった。


管野「さて…次は………慶太、お前から送るわ!」


慶太「え!?俺から!?」


管野「ああ、お前の家の方が近いから。」


慶太「え!?!?兄さんユリアちゃんの家知ってんの!?」


慶太が管野の言葉を聞いてびっくりしたような様子。
私も、初対面なのに、とても驚いた。


管野「あ、いや……慶太ん家ここから車で10分もかからないからこっちの方が近いと思って…」


慶太「まあ、そうかも…」


管野「じゃあ、先に送るわ。」


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