恵「ユリア〜!ちょっとトイレ行きたくなったから付き合って〜!」


ユリア「うん、いいよ!」


拓也「え〜。また俺ら3人じゃん(笑)」


恵「拓也くんごめんね。すぐ戻るから!」


そう言って私達はトイレに入った。



ユリア「いきなりどうしたの?」


恵「どうしたの?じゃないでしょ!ユリア、ちゃんと好きな人いたんだね!」



恵はそんなことを聞くためにトイレに呼び出したのか───。


ユリア「あ、うん。」

恵「どんな人か聞かせてよ!」

そう言いながら恵は目を輝かせてる。


ユリア「……うーん…。優しげな人…?」

恵「大雑把過ぎ!!」

そう言うと思っていた。


恵「もっと他には?」


ユリア「5年前に会ってたっきりだから、もう、見た目とかはっきりと覚えてないし、変わっていると思う」


恵「ユリア5年間も会ってない人の事想い続けてんの!?愛が深いねえ。」

ユリア「ははは…」


ズバリとその通りの事をつかれて、何も言い返せなかった。