ケータイ小説 野いちご

男装騎士~あなたの笑顔護ります~




「あ、ユキ!目が覚めたか?」

「あ・・・ノア。それに、フランも」

「よかった。ごめんな、ノア。戦いになると見境なくって」

「ううん。私こそ、迷惑かけてごめんね」





心配そうな二人。
きっと、ノアは責任を感じているんだろう。
心なしか、元気がない。




「ごめん・・・。俺、お前の実力を知りたいって思ってただけだったのに、つい本気になっちまって」

「そうなんだ。本気だったの?」





私には、まだ手加減していたように感じたけど。




「途中までは。でも、最後の一撃は本気だった。・・・マジごめん」

「ノアを本気にさせるくらい、ユキが強いってことだよ。すごいね、ユキ。女の子なのに!」

「そんなことないよ・・・。・・・・・え、ええ!?」





フランの言葉、思わず聞き流すところだった。
あまりにもサラッというから。


今、なんて?




今、女の子って?





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