一人は、真っ赤な髪で、無造作に立てられた髪。
きりっとした瞳で、長身の筋肉質な男の人。


もう一人は、銀髪のふわっと猫っ毛のぱっちりとした瞳のかわいらしい童顔の顔。
身長も私より少しだけ高いだけみたいだから160センチくらいだろうか?
細身の身体で、子どもっぽい声を上げたのがこの人。




「ユキ、自己紹介を」

「あ、えと・・・。雪です。17歳です。どうぞよろしく」



あまり長々と話して墓穴を掘ってもいけないしと簡単にそう言って頭を下げる。
そんな事言っても、これから一緒にいるのなら意味ないのだけど。




「俺は、ノア。25歳だ。よろしく」





赤髪の男の人がそう言って笑った。
年上だし、お兄ちゃんみたい。




「僕は、フラン。21歳だよ。よろしくね」




銀髪の彼が屈託のない笑顔でそう言う。
こ、この人も年上だった!
年下かと思ってた!


だって、それくらい童顔で、可愛らしい雰囲気を醸し出している。



私なんかより、女子力高いかも!