「じゃ、俺は亜子と出るわ。」











…えっ⁉︎







慎也くんと、亜子⁉︎






亜子もびっくりしながら慎也くんを見ていた。





まあ、2人ともよく喋っていた気もしなくはないけど…。






「障害物競走って、1番人気ないんでしょ⁉︎いやだよ‼︎」






亜子が意外と大きな声で拒否していた。






「え、おれショック…」






なんてふざけてる慎也くんは無視して、亜子は文句を言っていた。






「亜子、ダメ…⁇」






私からも亜子にお願いしてみた。






「じゃあ、萌音も一緒に出よ‼︎」









え⁇





亜子さん。ちょっとそれは嫌かな。






亜子の気持ち、わかったよ。





ごめんね...




でも、私だって出たくない‼︎





あんなの、恥ずかしいだけだよ





祐は言ってなかったけど、男が女を抱っこして走ったりするし、カップル専用のお題もあって、キスしたりするんだよ⁇






ムリムリ。




カップル専用のお題を引かなきゃキスなんかしないだろうけど…




さすがに、ちょっと嫌だよ。