ケータイ小説 野いちご

だから俺と、付き合ってください。




女の子なら、誰だっていつも笑ってる気がする……。


男の子から見てとくに笑ってるように見える女の子がいるってことなのかな。


……男心が、よくわかんない。


って、清瀬くんのことは置いといて!


いくらなんでも考えすぎだから。



「はぁ、寝よ……」



そう呟やいて、また目をつぶりなおした。


ドクドクうるさい心臓に知らないフリをして、まぶたの奥にいる笑顔の清瀬くんを無理やりかき消して。







「おはよぉ!藤田!」


「あっ、清瀬くん」



次の日の朝、彼とまた同じ車両の電車に乗り込んだみたい。


ドアが開いた瞬間に清瀬くんが視界に入って胸がドキ!とした。


昨日の、今日だし……。


夜は、あんなに清瀬くんについて考えてしまったし。


そう考えたら顔が熱くなった気がした。



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