ケータイ小説 野いちご

君だけに、そっとI love you.






掬恵が溜め息をつく。






担任の先生からは何か一つクラブを決めて入っている方が大学の受験や就職の時に役立つからとすすめられたが、なかなか直ぐには決められなかった。






と、言うのも自分が入れそうなクラブが一つも見当たらなかったからだ。






周翼くんがまだ入部をするクラブを決めていない理由は私は知らないけれど──。






周翼が掬恵に似合いそうなクラブを選んでいる。






周翼が「これは──、どう?」と言いながら新入部員募集のチラシを一枚掬恵に渡す。






“チアガール部!”






文字を見ただけで拒絶反応が出る。






両手を突き出して目をギュッと瞑り顔をぶるぶると横に何度も震わせて断る掬恵。






──短いスカートを履き、太ももから下の足をさらけ出し、爽やかな笑顔で声を掛け合いながらポーズをバッチリと決める。






私には、ハードルが高すぎる!



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