「磯貝先生、私一緒にかえりたくないです。」

勇気を振り絞って先生に言った。


せっかく新しい友達できたから一緒に楽しく帰れると思ったのに…


こんなんじゃあまともに友達だってできるかわからないし。


「駄目、絶対一緒に帰る!」


そう、はっきり言われた。


返してよぉ。先生のわからずや。


「それに、お前は絶対俺の事を好きになる!」


先生は、自信満々に言った。


はぁ?信じられない!


「絶対好きになんかならないんだから!」


わたしも、自信満々に言ってやった。