まぁ、俺にコクられて断るやついないよな。 「とにかく、何処の誰か知らない人と付き合う気ありませんから」 こいつは、強気にそういった。 はっ? なにこいつ! 「こいつ、おもしれぇー」 絶対俺に惚れさせる! この時俺はそうきめた! 「なんでもねぇよ、とにかく入学式に急いだ方がいいんじゃね」 おれは、一応話を変えておいた。 「じゃ、そーユー事で」 俺は会場へいそいだ。