「おかえりなさい!!」

「一翔。」

倉庫に帰ると匡をはじめとした龍蝶のメンバーが外で待っていた。

「匡、手当を…」

一翔はそういい匡に梨華を渡した。

「俺がなんで…っ!?」

匡は手渡された梨華の体をみて驚く。

「おぃ…氷…」

「は…?」

「氷をすぐにもってこい!!大量に!!それと包帯も!!今すぐ!!」

匡はそう怒鳴りに倉庫の中に急いで入った。

「匡…?」

一翔は急いで入った匡の後を追った。

「一翔…この女…虐待受けてたんじゃねぇか…?」

匡はもらった氷を梨華のお腹に当て聞く。

「いや…そんな話は聞いたこと…」

一翔がそういい梨華をみると、

体中には痣や火傷の跡があった。

「これ…」