永遠なんてない。 絶対なんて言葉は存在しない。 神様なんて……、いない。 小さい頃は信じてた。 神様はいると。 信じて疑わなかった。 世の中すべて平等だと。 信じて止まなかった。 大切な親友がいて、大好きな恋人がいて、幸せな家族がいて。 私は幸福に満たされていた。 だからこんな罰が当たったのかな。 私は世の中を知らなすぎた。 生ぬるい世界で世の中を嘗めっきっていた。 そのことに気付いても、もう、遅い。