華のその言葉に俺は自分の気持ちをおさえきれなかった。


狼『なぁ華、俺の女になれよ。

ぜってぇー死んだりしねー。

裏切ったりしねー。

だから俺の女になれよ。』


華は目を見開いた。


華『私なんかと…?…でも怖い。』


狼『私なんかなんて言うな。

華だから俺は好きになった。

もし俺が華を裏切ったら一緒に死んでやる。

俺の命お前に捧げる。

だから華のこれからを俺にくれ。』


華は涙を流しながら言った。


華『あ、りが、とう…。狼、私も…狼が…好きだよ…遅くなって…ごめん…。』


華のその言葉を聞き、俺は強く抱きしめ華の涙を拭った。