見られた... ここまで見られてしまっては隠しようがない。 私の身体にある痣は、脚だけではない。 脇腹まで痣は広がっている。 着物を着たらちょうど上手く隠れるように痣は"つけられている"のだから。 嗚呼、これからどうしよう... すると目の前にいる土方さんは真剣な目で私を見て、口を開いた。 「鈴音...その痣の話を俺達にしてくれやしねえか...?...っとその前に俺達の自己紹介をしねえとな」