「…俺、これからは毎朝遅れないように頑張ります!」

「…頑張らなくていいよ。」

「いや、頑張ります!…だって、真琴先輩と過ごせるのもあと少しですし。一緒にいる時間、増やしたいです。」

そう言って、光輝は切なそうな瞳で私を見る。

…そっか。
もう、2月だもんね。アタシの卒業まで、あと1ヶ月だもんね。