女の子達は極々普通の子から己園みたいなギャル系まで様々なタイプがいて、皆ナイフの様な鋭い眼差しで私を睨んでいた。


「ちょっとお話があるの。今いいかしら?」


「えっ………」


「ちょっとアンタ達、湖柚に何する気――――…キャアッ!?」


「何すんのよ!離せーーー!!」


「己園!七智!」


リーダー格らしき女子が口を開いたと思ったら、間に入ろうとした己園と七智が他の女の子達に取り押さえられてしまった。


「いいから黙ってついて来なっ!!」


だ……誰か……


私の平和な暮らしを返してぇ~~~~っ!!