~side月谷龍~



やっぱり!


まぁ、今気がついたけどな...


屋上で見た空と言っていた女が今、俺の前にいた



そして、俺が質問をしたら、睨み付けてきた


女に睨まれるのは、はじめてだった


面白いやつ笑笑


「...クダサイ」



「はぁ?」


「だから、鍵を返してください!
もう、別にいいじゃないですか!
地味子でも‼
人の勝手です
だいたい、なんで授業に出ないんですか
おかけでこっちがあなた探すためにわざわざ二年生の方までいったっていうのに
自分は呑気に女と遊んで!
こっちのみにもなってよ!
さっさと、鍵とゴムと眼鏡を返してください‼」


はぁ、はぁ


大声でそんなことを言われた

しかも、終わったと思ったら息切らしてるし笑笑



「...ぷククク」


女にここまで言われたのははじめてだった


「ク...あははははは笑

やっぱりあんた面白すぎ笑笑
うける~」


「なっ!」


田島の方を見ると赤面していた


ホントにうける笑笑