こ、こわ…

憐斗君とはまた違う怖さだ…

なんていうか…威圧感?

「帰ろう?佐藤さんも」

美樹を見ると真っ赤になってた。

あ…これはもしや…?

私は新たに芽生えたであろう美樹の心に笑みを見せて憐斗君の横に並ぶ。

「…憐斗君、ありがとう」

「いや…」

そうして美樹を送り、私たちは溜まり場に向かった。