最初は龍もパパもぎこちなかったけど
食事が進むに連れて
だんだん話が弾んで来て
やっぱり男同士だなって思った
まぁその間私はママと
色々話してたけどね
久々の両親とのご飯も
コースだったのにあっという間だった
途中であまりに食べない私を心配して
ママがきいてくれたけど
龍が手術のことも含めて
薬のことも全部話をしてくれた
「龍くんがついてるなら平気ね
柚いられなくてごめんね
なにかあったらすぐに
連絡しておいでよ?」
「ママ…ありがとう」
「龍くんはいい子だ。
柚のこと頼んだよ
柚、不安なときいつでも頼ってな」
「ありがとう」
「任せてください」
別れ際にはこんな会話をして
久しぶりの両親との時間は
幸せな時間となった