「さぁ?」

うん、なんとなくこんな感じの返事が返ってくると思ったよ……

スー

そんな事考えていると、黒猫が帰って来た。

「おはようございます、神季様。」

「何してたんだ?」

「神季様の事で少し話が……」

黒猫は、こう聞かれるのを予測していたようにスラスラ答える。

うん、長くなりそうな予感。

「沖田さん。」

「はい?」

「朝餉、食べに行ってください。」

キョトンとする沖田

「二人は、どうするんですか?」

黒猫は、元からあんまり食べないし…

「僕、食欲ないんで……」

僕がそう言うと、沖田は不満そうな顔で、出てった。

沖田の足音が遠ざかるのを、確認する。

「……で、お前は何を話してたんだ?」

僕は、黒猫の前に座る。

「神季様の瞳について……。」

まさか……

「話したのかっ!?」

僕は、黒猫に詰め寄る。