ケータイ小説 野いちご

一日の腐敗

窓から、ドクダミの蔦が入りこみ。

ムッとする8月の暑さも手伝って、一気に部屋に広がった。

壁にはカビと苔があり・・。
ドアは外れ、なぜか向こう側に行ってしまっている。

そして・・。

竹がコンクリートと畳を突き破り、天井に向かって出た。
突き破った床から、さらにドクダミの蔦が這い出して絡み合い。
大小様々なイタドリが、窓から射し込む光を求めて葉を広げている。

タンポポ、オヒシバ、ヒメジョオン。
あらゆる雑草が風に運ばれ、土と化した畳に根をはる・・。

< 7/ 10 >