俺と芳美さんのことを本気にしてるわけじゃないだろう、ただ悔しかったんだと思う。
誰よりも先に芳美さんのことを知りたかったはずなのに、
自分がまだ知らないことを、俺が先に知ってしまったことが。


でも剛彦、大丈夫だ。俺は芳美さんのこと何も知らな・・・


と思った時、芳美さんの下着姿が頭に浮かんだ。


ああ・・・あれは事故だ! 

うん事故事故!


だから大丈夫! 
剛彦、思いっきり芳美さんに飛び込め!


ごめん、剛彦・・・


俺は心の中でそう謝りながら、剛彦を応援することを誓った。