走り続けて向かった先は、


和人と出会った公園だった。



…何でここに来たの。


足が勝手に………。


誰もいないのに。




茂みの奥へ向かい、木に腰を下ろした。


…夜になると、


更にこの公園は寂しくなる。


でも、誰にも邪魔されない。


ここなら…大丈夫………。


だから………眠らせて………