彼は私の腰に手を回した。

「今度の週末、覚悟してろよ。」

激しく唇を奪われた。

しばらくして優しいキスになり

耳たぶにもキスされた。

「沙月、離さない。」

「省也、私も。」

「じゃ、先に出る。」

「行ってらっしゃい。」

私は省也の熱くて激しい想いが嬉しくて

いつも胸にギュッと受け止めていたかった。

週末が待ち遠しいのは省也だけじゃないと

必ず言わなくちゃ。

~『もう一度愛して!省也と激甘ラブアゲイン』より~