ケータイ小説 野いちご

白いジャージ短編集



ある日、質問したんだ。


「直さんの彼氏さんってどんな人なんですか?」


こんな素敵な女性の彼氏ってどんな人なんだろうって、本当に気になった。


「え?彼氏?」


「はい!どんな人ですか?」


この質問をした時も、直さんの様子はおかしかった。


今から思えば・・・・・・だけど。



「え・・・・・・年上なんだぁ」



それだけしか答えてくれなかった。




年上の彼氏。


それは嘘じゃないし、その時、直さんは私を裏切ろうとか傷付けようなんて全然思ってなかったことはわかってる。


ただ辛かったし、どうしていいのかわからなかったから本当のことを言えなかったんだ。


そういう人だから。





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