ケータイ小説 野いちご

【完】神様のうそ、食べた。





横に視線をずらしたら、部長が私を見て面白そう に笑っている。

「お前の弟、めっちゃシスコンだな」

「ちがっ」

「侑哉くん?」

明美先生が侑哉の顔を見て、目を丸くする。

「やーん。侑哉くんだ! 同じ高校だった侑哉く ん!わー懐かしい!」

「あ、明美……」

侑哉も今気付いたのか、驚いた顔をした後、甘く 微笑んだ。

私たちを置いてけぼりにするような、二人だけの 顔で。

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