「ハハ、なんだよ」


私をその場に、押し倒す湊さん。





「生放送観た?」


私に覆い被さりながら、話始める湊さん。




「もちろん…」

「どうだった?」


少し考えたあと、私は湊さんに自分からキスをする。






「好き…」


気がついたら、そうつぶやいていた。




「どうしたんだ、お前!?車で待たされて、そんなに寂しかったのか!!?」

「・・・・///」


私の頭をぐしゃぐしゃと撫で、心配し始める湊さん。





「な、なんとなく言いたかっただけ…」

「ふーん…」

「何?」

「かわいいなと思って」


・・・・・///



そして、私のあごをくいっと持ち上げ、私にキスをする湊さん。




「んん…ん」


キスは、どんどん深くなる。





「さすがに、ここでヤったらヤバいよな?」

「・・・・(汗)」


ヤることしか、この人は頭にないんかい!

昨日だって、あれから結局2回も…



って、私なに思い出してんだろ…///





「じゃー飯行くか。今日は俺んち泊まってけ。明日仕事休みだろ?」

「あ、うんっ」


今日の夜も、一緒にいられるんだ…

嬉しい♪



湊さんは運転席に回り、私も助手席へ…

そして車を走らせて、テレビ局を後にした。







「…ねえ」

「あ?」


車を走る最中、私はタバコを吸う湊さんに声をかけた。





「…お願いがあるんだけど」