そして無事、千波のいる車に乗った珠々を見届けて、俺は校舎裏へ向かった。


そこにいるのは…



「よぉ、彼氏君。校舎裏から見てるなんて」


そう、珠々の彼氏だ。



「……珠々とは深い関わりないだろうね?」


「へー…珠々から聞いてねぇんだ?」


「…………」



おいおい、睨むなよ。


こんな純粋そうな奴…珠々を守れてんのかよ



どーしよっかな




どこまで言おうか。