ケータイ小説 野いちご

イジワル上司のヒミツ

そう言い残して、湊さんは静かに家を出て行った。

私はキッチンで、溢れ出る涙を、コーヒーを拭いたフキンで拭いた。



こんなに湊さんが好きなのに…

大好きなのに……

なんであんなこと、言わせてしまったんだろう…



こんなに好かれてるのに…

なんで、自信が持てないんだろう…



涙は滝のように流れた。


こんなに泣いたのは、本当に久しぶりで、目は鼻の高さくらいまで腫れた。



泣いた分だけ、目が腫れて…


傷ついた分だけ、胸が痛い…







湊さん…………

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