学校やパーティーとかではいつも表の顔……、まあ優等生を演じている。



 だから学校での俺は、優しくてなんでもできるパーフェクトな王子様なんだそうだ。



 まあ、こっちの方が色々と楽なんだよな。





 ってかまさか俺に婚約者がいたなんて……。



 しかもあの藤堂財閥の令嬢だし。



 だから朝から母さんがにこにこしてた訳だ。



 やっぱ何かあると思ってたんだよなぁ。