ケータイ小説 野いちご

身長差30cm、年の差12才、この恋あり

今までの私なら、聖夜の過去も気にならなかったと思う。



だけど、聖夜の事になると不安だらけ。



自分でも分からないほど。



誰かをこんなに好きになった事がないからなのか。


恋愛には不安はつきものだから。


今は仕事中だ。


聖夜の事は考えないようにしないと不味い。



「美莉、顔色が悪いけど大丈夫。」



「大丈夫だよ。」



明日は高校と中学の体育大会で、お昼のお弁当と飲物が半端ない数が売れるらしくて、バイトも増やした。



体育大会のお弁当は、お母さんが作るのではないのかな。



私の頃は母親が作ってくれた。



明日の朝届くお弁当の数に驚いてると、聖夜が圭吾君に確認をしてあるから大丈夫だと言う。



飲物の補充でもしようかな。



「美莉、重いものは俺が補充するから。」



聖夜はよく気がつく男。



聖夜が何故、私を好きになったのか分からなくなる。



もう、駄目だ。



又、悪い癖が始まった。



自分に自信が持てない。



一度落ち込むと、全てがマイナス要素になってしまうのだ。



マジマジと聖夜の顔を見つめた。



「美莉どうした。まだ疲れたなら休んで構わないけど。」



そんなに優しくしないでほしい。



気持ちが弱ってる時は、何もかも不安で涙腺も弱ってしまう。



こんな気持ちで仕事にならない。



「ごめん、休憩取らして貰うね。」



聖夜が私の腕を引いた。



「一人で悩むなよ。」



バカみたいだ。



何が悲しいのかも分からない。



ただ不安で。



聖夜の優しさが怖いだなんて。



笑っちゃうよね。



自分でも本当にどうかしてると思う。


どうしたら、自分に自信が持てるのだろうか。









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