ケータイ小説 野いちご

7年越しのラブストーリー

「遅くなってごめんね」

教室にニコニコ笑顔の実穂が戻ってきたのは、それからすぐのこと。
その表情からは、嬉しさが溢れている。

「さてと。
じゃあファミレスで実穂の惚気話でも聞きますか。もちろん、実穂の奢りでね」

真由が鞄を持ち、実穂を見ながら言った。

「え~っ!?」
文句を言いながらも、実穂は笑顔のまま。

そこへ、

「は~い!
澤田の意見に賛成!
俺たちも山下と深澤さんの惚気話、聞きたいで~す」
と、話しに混ざってきたのは、佐藤繁幸(サトウ シゲユキ)くん。
その後、私たちは、総勢10人で近くのファミレスへと移動した。


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