そう思いながら学校への道を歩いていると、横を浩哉が通った。 何か考え事をしているみたい… 話しかけてもいいかな…? そして、私は思い切って話しかける事にした。 「あ、浩哉…おはよう!」 私に気付いた浩哉は驚いた顔で、 「うす…」 と言っただけだった。 やっぱり元気がない… でも、私以外の人とは普通に笑って話すのに… ……そして無言のまま学校についた。