バックの中を整理し始めたリンのうなじが、細い肩が、くびれたウエストが……、目から離れない。


きっと今はリンより俺の方が野生化してる。


いや!理性を失っちゃいかん!まだだ、まだ耐えねば!


「晶はお風呂行かないの?」


「俺は夕飯後でいいよ。リンはまた入るの?」


振り返ってアヒル口で答えるリン。


「当たり前じゃん!この後、夕食後と寝る前と朝と、うーん、寝れなかったら人少なそうな夜中も行くかも?」


そんなにフヤけるんかい!もっと二人でゆっくりしようよー!


「俺はそんなに入れないな。……むしろ入りたくない」