高校一年、春。
パコーン、パコーンと快音が鳴り響く。
何度も何度も行き交うボール。
走るたびに舞う砂埃。
太陽の光に照らされたテニスコート。
その中に、
ーーーーーー彼は、いた。
ケータイ小説 野いちご
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高校一年、春。
パコーン、パコーンと快音が鳴り響く。
何度も何度も行き交うボール。
走るたびに舞う砂埃。
太陽の光に照らされたテニスコート。
その中に、
ーーーーーー彼は、いた。