ドキ…ドキ…と、心臓がなってる…

土方が受け入れてくれなかったら、とか…余計なことを考えてしまう…

私が俯いてると…

「妖怪だろうが化けモンだろうが」

土方が私の顎を掴み、顔を上げさせて

「お前はお前だろ?
俺が好いちまったのは、雪華っつう隊士で、俺を好いてる女だろ?」

そう言うと、土方は顔を近づけてきて…優しく口付けた。
私が今まで知らなかったことを、土方は教えてくれた。

“私は私”だと言うことを…

土方と私はその後、長い夜を、二人で今までの想いを分かち合いながら過ごした。
幸せを願い、土方と私は








“ひとつ”になった…